6月12日(木)に下関市民会館で開催された『第47回山口県高等学校総合文化祭 総合開会式』に下関地区合同吹奏楽団のメンバーとして本校吹奏楽部員のうち33名が参加しました。合同吹奏楽団には本校の他に豊浦高校、下関工科高校、下関商業高校、下関西高校が参加しています。今年の2月に編成したこの合同吹奏楽団は、3回の事前合同練習と前日リハーサルを経て当日を迎えました。
オープニングのファンファーレでは豊浦高校の檜原弘先生が作曲されたファンファーレ『「壇の浦」に寄せる哀愁的なファンファーレ“HEIKE”~打楽器群と3群の金管楽器による』を演奏しました。この作品は5年前の総合開会式のために作曲されましたが、その年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止となりました。その1年後の総合開会式も再び中止となりましたが、ホールが使えない中、本校体育館にて演奏映像を収録して記録に残しました。山口県高等学校文化連盟のWebサイトで公開されています。そして今回の総合開会式では多くの方々に聴いていただくことができました。
慶祝公演(吹奏楽)では同じく檜原先生が作曲された『吹奏楽のための詩曲「幻影」〜中原中也によせて〜』を、本校吹奏楽部顧問・松井友介の指揮で演奏しました。練習の際は檜原先生が作品の背景や場面ごとのイメージ、音楽的な構成要素の説明をわかりやすく話してくださいました。作曲家の言葉を聞くことができるのはとても貴重です。
本番の演奏は合同バンドとは思えないほど一体感があるものとなり、作曲した檜原先生にも大変ご満足いただきました。作品の世界観が聴いていただいた方々に伝わっていれば幸いです。
開会式のエンディングは『翼をください』を全員で熱唱しました。オーケストラと合唱団の素晴らしい歌声の間近で歌い、感動的でした。
総合開会式に引き続き6月13日(金)と14日(土)の2日間『第47回山口県高等学校総合文化祭 音楽4部門発表会』が開催されました。本校吹奏楽部員は1日目は補助員として大会運営をサポートし、2日目は全61チームの最後に出演しました。
和田 直也 作曲『舞い上がれ、悠久の空へ』を演奏した後は、全体合唱『翼をください』の伴奏も担当し、会場一体となって高らかに歌声が響きました。演奏している私たちはとても爽快でした。貴重な経験をする機会をいただいたことにとても感謝しています。
総合文化祭が終わりましたが、翌日の6月15日(日)は同会場にて『第68回 山口県吹奏楽連盟下関地区定期演奏会』に出演しました。今年度の吹奏楽コンクールで演奏する予定の2曲を初めて演奏しました。作品の魅力をさらに表現できるよう、今回の経験をもとにこれからさらに練習を積み重ねます。
また、『山口県高等学校総合文化祭 総合開会式』で下関地区高等学校合同吹奏楽団のメンバーとして演奏した2曲もあらためて披露しました。講師の先生からは、「わずかな練習で到達したとは思えない程圧巻の演奏です。(中略)幸せな時間をありがとうございました。」とありがたいお言葉をいただきました。演奏後は客席にいらっしゃった作曲者の檜原弘先生をみんなで讃えました。素晴らしい経験ができました。
この数日間はステージでの演奏はもちろんですが、他団体の熱演や行動面からも刺激を受けるとても有意義な機会となりました。そして下関地区各校の結束が深まりました。
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