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第2学期終業式にて

2021年12月23日

おはようございます。今回、このように全校生徒で式を実施できることを、この上なく嬉しく思います。全校生徒が揃う形を知っているのは、3年生だけですね。

 思えば、第2学期のスタートは、コロナ第5波の真っただ中で、始業式は放送でした。今の状況からすると不思議な感じもします。ただ、新株などが出て、油断すると怖いのが、コロナウイルスです。「マスク、手洗い(消毒)、喚起」終息宣言などが出るまで感染防止を徹底して、やり続けましょう!以前の生活に戻ってほしいなら、ここが我慢のしどころです。

 本校では、これから3年生はとても大事な大学受験、資格試験や卒業式が控えています。1・2年生も、衛生看護科の病院実習をはじめ、修学旅行、新人大会、全校的には後輩を迎える本校の入試などあります。すべてがとても大切です。これらがすべて無事実施できるように皆で引き続き協力して、コロナ感染防止を頑張りましょう!特に、冬休み中は「十分考えて行動」をしてください。 

 さて今学期はいろいろありました。しっかり指導した生徒もいました。成長ための良いきっかけにしてください。その一方で表彰される生徒もいました。とても嬉しかったのは、地域の方からお褒めの言葉をいただいたことです。バスでお年寄りを助けてあげたり、街中で荷物をもってあげたりです。お礼のハガキもいただきました。コロナ禍にあって早鞆高生が街に明るい話題を提供するのはとても良いことです。早鞆生の評価もアップします。打算ということではなく、また、なんと言われようが、社会のためになることは、迷わずやってください。断られても、役立つと思ったら、お声かけ等してください。なぜなら、早鞆学園の建学の精神は、「世の中に役に立つ生徒を育てること」だからです。早鞆が最も教えたいことの一つなのです。世の中の役に立つこととは、1つのごみ拾いでも構いません。メジャーリーガ大谷選手も「運を拾う」といって迷わずごみ拾いを実行して、評価されています。早鞆高生も、積極的にやりましょう!

 今、ワクチン接種も進んでいます。治療薬も出てきています。今後もいくらか波はあるでしょうが、コロナ禍は間違いなく収まる方向に進むと信じましょう。 

 新しい年をプラス思考で迎えましょう!   

                                            12月22日 終業式での校長式辞より