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2021年09月6日

2学期始業式

2021年09月06日

第2学期始業式において(始業式での校長先生の話)

 コロナ禍にあって、第2学期は、今日このような形で始めることになりました。夏休みは終わりましたが、コロナ禍は依然として収まりません。下関でも、そしてこの学校でもコロナウイルスの脅威をひたひたと感じています。

 しかし、一方で、ワクチン接種も進んでいます。新しい治療薬の研究も進んでいます。どれくらい先になるかはわかりませんが、コロナ禍は間違いなく収まる方向に進みます。プラス思考で考えましょう!

 大切なのは、収まるまでは、「油断せずに、自分にできることを精一杯続けること」です。では、何をどのようにすればよいのでしょうか?特別に新しいことを求めているのではありません。常にコロナウイルスがすぐ近くにいることを意識して、教室等に掲示している絶対にダメです!」等をしない安全な状態生活すればよいのです。

 うっとうしい日々が続き、気晴らしなどしたくなります。でも、気晴らしをするときやくつろぐときも、常に、安全な状態、感染症対策を「油断せずに、自分にできることを精一杯続けること」を、皆が意識して生活すれば、収束は早まるはずです。「いつもマスクして、人とは1mより離れ、15分以内で離れる」です。

 そして、注意して生活していた人が万一感染したとしても、「その人を責めるより、それ以上広げない」ことが大切です。本校で掲示している「絶対にダメです!」を、皆でもっともっと、常に意識して頑張りましょう!

 さて、創立120周年を迎える長い時代を乗り越えてきた早鞆高の校訓は、「堅忍不抜」です。粘り強く、頑張り抜くことです。特に、3年生は、就職・進学への関門が目の前に迫っています。これに向けて、粘り強く頑張り抜いてください。東京オリンピックでも、成果をあげた選手は、ことごとく「あきらめない」、「努力は報われる」がキーワードでした。病気などを克服した女子水泳の大橋選手や池江選手もそのように言っていました。3年生の皆さんの粘り強い健闘を心から応援しています。

 1・2年生も、3年生のために、できる限りの協力をしてください。感染症対策もその一つです。1・2年生の協力は、君たち自身のためにもなります。

 早鞆高校の誰もが、皆が、前向きに、がんばっていきましょう!

 

                         令和3年9月1日                     早鞆高等学校長